ひざ痛(変形性膝関節症、靭帯損傷)
原因の8割は普段の体の歪みと歩き方が問題です。
全身のゆがみから負担を見抜き矯正していきます。
こんなお悩みを解消
- 毎日歩くのが辛く、膝の内側の痛みを抱えながらの移動が辛い
- 階段の昇り降りが辛く、日常生活動作が困難
- 病院や整形外科に軟骨がすり減っているから痛みはしかたないと言われた
- レントゲンを撮るも以上なしと言われ、痛み止めと湿布だけであった
- このまま痛みが取れなくなるんじゃないかと不安
なぜ膝(ひざ)の痛みはなぜ出るのか?|整体院omo
膝に痛みを抱えている方で多いのは、「歩いたり」「階段の登り降り」「正座」といった膝を動かしたり、曲げたりすると痛い場合に困っているという方が多いです。これらの動作は、本来痛みを感じないはずですが、なぜか痛みを感じている方が存在します。そして、20代や30代よりも40代以降から膝の痛みを感じている方が徐々に増えてきます。
多くの場合にこういった痛みを感じやすい人の共通点は以下のことが考えられます。
- 変形性膝関節症を持っている
- 膝に水が溜まっている
- 痛みある膝に熱を感じる
- 膝の可動域が狭い上に曲げると痛い
- 膝の靱帯や軟骨を痛めた経緯がある
こういった経緯を抱えている方は、のちに膝の痛みが強くなる傾向にあります。そして、これらの共通点として挙げられるのが膝の関節に傷ができている状態またはできていた状態です。この膝関節に傷がある状態にプラスして負担のかかる状況になることで膝の痛みが増悪すると考えられます。また、変形性膝関節症が進行するおそれもあります。
さらに、これらの多くは膝の内側が痛いと感じる方が多いです。もちろん膝の外側が痛い場合も存在しますが、内側が圧倒的に多く、O脚を呈することが多いです。これは、内側の靱帯や半月板を痛めることが多いため、膝の内側が痛いと感じると考えられます。
膝痛を放置して悪化するとどうなる?|整体院omo
こうした膝の痛みを放置していると最悪手術による人工膝関節になる可能性があります。院長の上野は入院施設のある病院での勤務で人工膝関節置換手術後の翌日リハビリ介入をしていた経験があります。手術をした多くの患者さんは、「長年の膝の痛みを我慢していた」という人がほとんどでした。膝に痛みが出てから、変形が起こり手術に至るまでの間にどんな施術とどんな生活を送るかで手術をするのか、しないのかで手術の有無を分けるのではないでしょうか。
人工膝関節になるまでに、レントゲン検査ではO脚であること→次第に半月板がすり減っている→もう半月板がなくなり骨同士が当たっているという段階までくると医者からは手術の話が出てくることがほとんどです。これを指標にした分類をKellgren-Laurence(ケルグレン ローレンス)分類と言います。この分類は1から4までに分類され、数字が上がるにつれて、変形の重症度が増すという分類になります。そして、変形した膝関節のことを「変形性膝関節症」と言われます。
ご予約はオンラインからでも可能です。
なぜ変形性膝関節症になるの?|整体院omo
男性よりも女性の方が圧倒的に多く、早い人では40代から始まります。膝に存在する軟骨がすり減っていくことで、レントゲンでは変形しているように見えるため、変形性膝関節症と言われます。このクッションがあるおかげで、骨同士はくっつかずに関節としての機能を果たします。また、膝の痛みを自覚している人数は、2,530万人と言われ、その780万人は日常的に痛みを感じてると言われています。
なぜ変形性膝関節症になるのでしょうか?さまざまな理由が挙げられますが、大事な部分は、変形性膝関節症に「なる人」と「ならない人」の違いについてです。変形性膝関節症を調べると必ず出てくるのが、体重と筋力の低下です。果たして本当にそうなんでしょうか?一つずつ解説をしていきます。
仮に80kg以上の人は変形性膝関節症になりやすいということであれば、なぜ40代以降に増えていくのでしょうか?10代や20代でも80kg以上の人はたくさんいます。学校や仕事先でも100kgある10代20代はいますが、整形外科病院での勤務時代に膝が痛いと来た10代柔道選手の膝のレントゲンを撮ってみても変形は確認されませんでした。これに関しては、エコー検査にて靱帯損傷が確認され、ギプス固定となりました。また、体重が1kg増えれば膝関節にかかる負担は歩くと2〜3kg、階段登り降りで4kg〜5kg増えると言われています。しかし、70代男性で登山が趣味で毎週山を登るという人に出会いましたが、膝が痛くなったことは一度もないそうで、レントゲンは撮ってはいませんが、膝の状態を一度見せていただいたところ、変形している様子はありませんでした。※実際にはレントゲンを撮る方が確実ですが、痛みのない部分にレントゲンを撮ることはないため確認ができなかった。
次に、筋力が衰えいているパターンです。これも調べるとかなり多いです。そもそも膝関節の緩衝材として半月板が存在します。圧力にとても強い構造をしており(Ⅱ型コラーゲンが地面と垂直方向に伸びている)、筋力が低下しただけでは変形するかというとまだ説明が足りません。実際に整体院omoに見える40代の膝痛で多くで見えるのがバレーボールをしていて痛みが出てきた方が多いです。エコー検査でも半月板が変性しているのが確認されます。この方達は、バレーボールという運動を行っているのに筋力が低下するのでしょうか?運動をしていない方ならわかりますが、運動をして筋力が衰えるとはまず考えにくいです。
ですが、この緩衝材として知られる半月板がすり減る現象が起こります。一体なんなのでしょうか?
変形するかどうかは遺伝子次第?
ここまでのおさらいとして、40代以降から増える変形性の膝関節症ですが、体重増加や筋力低下による変性が起こるだけではまだ説明がつかないことが多いです。ではその正体とは?軟骨組織(半月板)の変性に関与するGremlin-1(グレムリン)という分泌タンパク質が関与していると分子の世界で言われています。この分泌タンパク質の存在が軟骨基質分解酵素を発現し変性すると言われています。この遺伝子を持っているかいないかで変形性膝関節に「なる人」と「ならない人」に振り分けられる要因であると考えれます。
Gremlin-1が特に活性化する条件は、半月板に機械的なストレスがかかることです。つまり足の小指側に体重をかけてあることが問題と言えます。なので、体重増加も筋力低下も直接的な要因ではない可能性が高いと言えます。実施に、体重が50kgもない70代の方でも変形性膝関節症の手術を行うこともあるため、ここでは体重が重いからという理由は必ずしも一番と言えません。大事なのは、Gremlin-1が活性化させてしまう状態です。そして、40代以降になるとこの遺伝子が活性化する人が多いから、40代以降で変形が進むのではないかと言われています。
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間違った膝痛改善と予防|整体院omo
膝が痛いのは、筋力が弱っているから鍛える方が良いという考え方は間違っている可能性がかなり高いです。確かに、膝の筋肉は靱帯や半月板の炎症により膝に水が溜まり、膝が腫れることで膝関節の筋肉がうまく働かず、衰えているように感じるケースもあり、炎症期間または組織が損傷している状態に運動をしてしまうと余計ひどくなることもあります。そこから炎症の波及による筋細胞の分解という機序が発生し筋力が落ちるという流れがあるため、最終的に筋肉は衰えます。いずれは、筋力トレーニングも必要になってきますが、順序を間違えてしまうと膝痛の増悪につながることもあります。また、スポーツを行っている方も要注意となります。40代から50代の方で膝の痛みを訴える方の多くはスポーツによる膝痛が多いと感じます。特に名古屋市ではバレーボールが盛んであり、さまざまなルールの下親しまれています。
また、無理なストレッチで膝を伸ばしたり正座による無理な可動域を得ようとし、膝の関節を痛めてしまうため、必ず医療専門に聞くことをおすすめします。
本質的な膝痛の改善と予防|整体院omo
まず、膝の痛みの原因が「どんな組織に」あるかを知る必要があります。知るためには、さまざまな検査が存在します。その検査から靱帯、半月板、関節を包んでいる袋(関節包)、水の有無、膝の腫れの有無、の情報からどの組織が損傷しているかの目処を立てます。そして、どんな時に痛みを感じるのかもかなり重要な情報となります。朝起きると痛いのか、歩くと痛いのか、しゃがみ込むと痛いのか、立ち上がると痛いのか。どんな動作をすると痛いのかはかなり重要な情報です。
膝痛の予防として、体のバランスが崩れていることが原因が多いです。当院で見える膝痛の方の多くは骨盤の矯正をすると痛みがかなり軽減される方が多いです。人間の体の重心である骨盤がずれると、姿勢が変化するために膝にかかる負担がかかるというメカニズムがあります。これに関しては、実際に受けて感じてみた方が早いです。
日常生活で使えるテーピングテクニックを使うことで、家に帰っても矯正効果を持続することができ、歩くだけで痛かった膝はテーピングだけでもかなり改善されます。
膝痛の原因とは?
膝痛で痛みでは「どんな時に痛むのか?」が重要となります。
歩く時に痛いが座っている時は痛くない状態であれば、歩く時に患部に負担がかかるような状態であるとわかります。
階段の昇り降りで膝は痛むが寝転がって膝を曲げる分には痛くない。
そんな状態であれば、膝に体重が乗っている状態で動きに問題があり、その原因は骨盤ズレや足首の硬さから歩く時に負担がかかっている状態ではないかと予想します。
時々、膝の筋肉が弱いからといって鍛える方も見えますが、もしかすると大きな間違いかもしれません。
怪我による膝の痛みではなく、いつの間にか変形して膝に痛みがあった場合は遺伝子が関係しているのではないかと言われています。
グレムリンという酵素を持っているかどうかで半月板である軟骨が変性するという研究があります。つまり膝が変性する人としない人の説明としてひとつあげられのが遺伝子によるものだと言えます。
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整体院omoの施術について
当整体院の施術では、徹底したカウンセリングとエコー検査を用いて、膝のどこに痛みがきているかを見つけ出し、全身のゆがみ検査で使用する神経圧迫測定器と磁石検査を行った上で、総合的な評価を行います。
原因を特定した後は、必要な箇所の全身矯正を行います。矯正方法は、評価によりさまざまですが矯正用の特殊ベッド用いて施術を行い矯正します。また、テーピングを使用して日常生活や仕事をサポートするようなテクニックを使い膝の痛みを軽減します。
ありがたいことに紹介による当院受診がかなり多いです。それだけ、信頼されているという自覚を持って施術に取り組ませていただきます。
執筆者
院長プロフィール
柔道整復師・キネシオテーピングトレーナー
整体院omo 院長 上野