
ストレスとは何か?日常の小さな刺激も疲労の原因になる
「ストレス」という言葉は日常的に使われています。たとえば、「会議で言いたいことが言えなくてストレスが溜まった」「満員電車ってストレスだよね」などの会話を聞いたことがあると思います。
このように、多くの人は「ストレス=嫌なことによる精神的な負担」と考えがちです。しかし、「休養学」においては、ストレスの定義はもっと広く、肉体的・精神的な疲労の原因になる外的刺激はすべてストレスであると考えます。
たとえば、気温の変化(暑さ・寒さ)、騒音や明るすぎる光、環境の変化(転職・結婚・昇進など)。こうした出来事もストレスの一種です。つまり、私たちの体は、意識していない小さな刺激にも影響を受け、疲労を感じることがあるのです。
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ストレッサーの種類~私たちの体に影響を与える5つの要因~
ストレスを引き起こす原因となるものを「ストレッサー」と呼び、大きく5種類に分類されます。
1.物理的ストレッサー:環境による影響
・気温の変化(暑さ・寒さ)
・騒音・強い光・振動など
2.化学的ストレッサー:体に影響を与える物質
・大気汚染・タバコ・アルコール
・食品添加物・化学物質
3.生物学的ストレッサー:病原体による影響
・ウイルス・細菌感染
・アレルギー反応
4.心理的ストレッサー:心の負担が引き起こす疲労
・不安・恐怖・プレッシャー
・人間関係の悩み
5.社会的ストレッサー:環境の変化による負担
・仕事のプレッシャー
・経済的な問題
・転職・引っ越し・結婚など
昇進や結婚など、一般に「良いこと」とされる出来事でも、新しい環境に適応するためにストレスがかかります。
なお、一般的には「心理的ストレッサー」と「社会的ストレッサー」をまとめて1つのカテゴリーとすることもあります。
小さなストレスの積み重ねが疲労を生む
私たちの体は、こうしたストレッサーに適応しようとすることでエネルギーを消費し、疲労を蓄積していきます。ストレスは避けられないものですが、それをどのようにコントロールし、回復していくかが健康を維持する鍵となります。
参考元:東洋経済新報社「あなたを疲れから救う 休養学」
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