
「ぎっくり腰って治る?」という質問を非常に多くいただくのですが、これに対しての答えは「MRIのある整形外科病院に行ってください」です。YouTubeなどでは「ぎっくり腰を1発で治す」や「ぎっくり腰に効く体操・ストレッチ」などと発信しているアカウントをよく見ますが、そもそもぎっくり腰はどこの何の組織が損傷しているかを言っておらず、急に腰が痛くなり動けなくなってしまった現象を「ぎっくり腰」と言っています。YouTubeでやり方を見ていると、筋肉にアプローチや関節にアプローチなどがありますが、そのぎっくり腰がもしかすると「圧迫骨折」や「動脈乖離」である可能性もあります。これは、年齢や性別、どんなことをしたら、急に腰が痛くなったのかで内容は大きく変わります。特に何かした覚えはない場合ですと、かなり危険信号ではないかと感じます。
当院では、実際に急激な腰痛の方が来院された際は、すぐにMRIのある病院に行ってもらいます。まずはどのような状態かをしっかり検査することからです。ですので、詳しい検査もしていない状態で、治るかどうかの質問に対し「治ります!」という答えは違うかなと思います。
ご予約はオンラインからでも可能です。


ぎっくり腰のYouTubeを見る人は、現在進行形で腰を痛めている方が見ている場合が多いと思います。知り合いの整体師や行きつけの接骨院に質問したり、ぎっくり腰体操をする前に、MRIのある整形外科病院でMRI検査してください。ぎっくり腰の要因は、レントゲンではほぼ写らないと思います。ときどき圧迫骨折かも?と思われることがあっても、それが昔にやったものかどうかはわかりません。
MRIによってわかるものはこれだけではなく、椎間板の状態も確認することができます。椎間板を中心とした半円形の信号変化というものがあると、椎間板変性が起こっていることが確認できます。これが、モディックチェンジという名前がついてるのですが、「圧迫骨折」などがなかった場合にも、ぎっくり腰施術をするにあたってこれがすごくいい判断材料にもなります。
整体院omoは、詳しい検査ができる病院と提携しています。症状によってはご紹介できますので、腰痛でお悩みの方はぜひ一度、整体院omoにご相談ください。
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