今回は、整体院omoの施術方法が怪しいというお話をしていきます。これは、実際に通院している患者さんからも言われています。様々な病院や整体・鍼灸・もみほぐしを結構回ってきましたという人も「見たことない」という声が多かったです。改めてどのような道具を用いて施術しているかを説明しようと思います。

矯正ベッドについて
怪しいと思われている部分が大きく2つあり、まずは全身矯正用の特殊ベッドについてご説明します。この矯正ベッドを見たことないという人がほとんどです。これは、整体院omoの動画を通して見れば「音が大きくて怖い」「そんな強い衝撃で大丈夫なんだろうか」という意見も直接聞いたことがあります。実際に受けてみると分かりますが、痛みは全く感じませんし、もみほぐしのように心地よい感覚もありません。

この特殊ベッドでは、関節を矯正しています。このベッドを使うにあたって、関節がどのようにズレているかを確認する評価方法があります。その評価方法を使った上で、ズレを矯正していきます。このベッドでなぜ矯正が可能なのかというお話ですが、矯正ベッドは数ミリ上に上がります。その上がった状態から、ズレている方向と逆の方向にセットして、下にガチャンと落とします。この下に落ちた瞬間に矯正されるというメカニズムです。これで矯正ができるのか?という話ですが、ズレによってできた関節の中のむくみを取ることが目的で、それがこの落ちた瞬間に取ることができます。見たことない人からすれば、こんなにも大きな機械のベッドに乗せられたら怖いと思う方もいらっしゃいます。実際に怖いということで、別の方法で施術している人もいます。
ご予約はオンラインからでも可能です。


検査方法について
2つ目は検査方法についてご説明します。これが圧倒的に来院している患者さんからの質問が多いです。先ほどの矯正ベッドを使う前に必ず検査をしてから施術をするのですが、その使っている道具がとにかく怪しいということでした。それがこの磁石です。これも矯正ベッドとセットで使うものになります。これは磁気マニュアルテクニックという名前がついています。

この磁石で何しているのかというと、実際に関節のむくみがあるのがどうかをプラスの磁石で検査しています。人間の体は突き詰めるとプラスとマイナスのイオンの集合体です。これを応用したものが病院にあるMRI です。あれは日本語にすると「磁気共鳴画像法」と言います。まずMRIの方がまだ親しみがあると思うので、MRIのメカニズムからお話します。まずMRIは何を見ているのかというと「プロトン」という物質の「量」と「密度」を見ていると認識をしています。MRIには2つの撮影方法があり、それぞれをT1とT2といいます。この「プロトン」という物質は何かというと、水素が電子を1つ放出して陽イオン化したものとなります。表記はH+となります。これをT1の縦緩和とT2の横緩和といった方法で物質に対してエネルギーを与えて、エネルギーを止めた時に動くものを計測しているというのが自分の認識です。これで、骨折がわかったり、終板軟骨という背骨のクッションの骨と軟骨部分の変性を見たりします。それ以外にもヘルニアや脳腫瘍を見つけたり、さまざまな使い方をしています。
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ここまで磁石の話を理解すると、この磁気マニュアルテクニックも少しは話が入ってきやすいと思います。まず、関節にむくみや炎症があるとさまざまな陽イオン化した物質が集まります。ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、プロトンといったものです。これらが集まることで人間のpHは酸性側に傾いていきます。そうするとタンパク質を分解する酵素が活発になっていきます。これが体の中は異常状態であるということを知らせます。この+が溜まってきた物質にプラスに磁石を当てることで、何かしらの反応が起こるという仕組みでこの検査方法を持ち入ります。MRIを受けたことがある人はわかると思いますが、最短でも20分ずっと横になっていても何も感じません。この磁気マニュアルテクニックも何も感じませんし、MRIに比べると検査時間も圧倒的に短く、数秒~数分で終わります。そして、見た目はただの棒ですので、さらに怪しいと思われるのではないかと思っています。「そんな細い棒で何がわかるんだ」と思われるのですが、原理としてはそう言うことです。
他にも患者さんからさまざまな質問があります。実際に、当院の施術方法に疑問がある方にはこちらの記事で少しでも不安解消になればと思います。他にもご不明点などがあれば、お電話、LINE、ホームページでお気軽にご連絡ください。
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