鼻の粘膜が乾いた状態をドライノーズと言います。体に異物が入りやすくなってしまうため、感染症にかかるリスクもあります。一気に冬らしくなり肌の乾燥が気になる今、ドライノーズに注意が必要です。今回はドライノーズの原因や改善方法をお話しします。

ドライノーズとは?
鼻の粘膜の水分が蒸発し、乾いた状態をドライノーズと言います。鼻の粘膜は通常、適度に湿っておりウイルスや花粉、ほこりなどの異物から守られています。しかし、ドライノーズの状態が続くとバリア機能が低下して炎症を引き起こし、感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギーの悪化を招いたりします。
鼻の粘膜には線毛と言われる細い毛が隙間なく生えています。線毛は、ほこりや細菌などの異物が鼻の中に入ってくると外へ追い出す働きをしていますが、鼻の粘膜が乾燥するとうまく働かなくなってしまうため、異物が外に出されず感染症などにかかってしまうことがあります。
ドライノーズの症状
・鼻がヒリヒリ、ムズムズする
・鼻血が出やすくなる
・鼻詰まりが治らない
・鼻が乾燥してカサカサ、固まっている感じがする
様々な症状が出ますがドライノーズに気づかない方も多いそうです。
ご予約はオンラインからでも可能です。


自律神経も関わっている?
ドライノーズを発症する要因の一つとして、自律神経の乱れもあると言われています。自律神経が乱れることにより交感神経が優位になり、粘液を作り出す分泌腺の働きが抑えられてしまいます。ストレスや緊張感などにより交感神経が活発になると、粘液が減ってしまうのです。
予防法
鼻の粘膜はデリケートな部分であるため、鼻を頻繁に触らないようにしましょう。粘膜が傷つき乾燥が悪化してしまう可能性があります。さらに、こまめな保湿も大切です。乾燥が気になる場合はマスクの着用や加湿器の使用を積極的に行いましょう。それでもドライノーズになってしまい改善が見られない場合は医療機関を受診しましょう。また、自律神経の乱れも要因の一つであるため、普段からストレスを溜めないこと、正しい姿勢を意識すること、毎朝できる限り同じ時間に起き日光を浴び、毎晩同じ時間に寝床につくなど、自律神経を乱さないことも重要です。
整体院omoでの施術
当院では、自律神経の乱れを可視化する機器で交感神経と副交感神経の状態を確認することができます。その結果を踏まえて、綿密な検査とヒアリングを行い、全身矯正用の特殊ベッドで施術を行います。最後に自律神経に直接アプローチできる機器で整えます。神経の圧迫により循環が悪くなっており、自律神経が乱れている可能性もあるため、その圧迫を施術により取り除くことも非常に重要です。
体の痛みや自律神経の乱れなど、お困りの方はぜひ一度整体院omoにご相談ください。
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