蜂窩織炎(ほうかしきえん)という言葉を聞いたことはありますか?それは、皮膚やその下の組織に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。酷くなってしまうと命を落とす危険性もある病気です。今回はその蜂窩織炎の原因や予防方法についてご説明します。

症状
皮膚が赤く腫れ、そこに熱感や痛みを伴います。さらに、悪寒や発熱、水膨れなどができると言われています。
原因
連鎖球菌やブドウ球菌となどの細菌が、ひっかき傷や刺し傷、手術、熱傷、水虫などによってできた傷から侵入して発症するとされています。感染症ですが人にうつることはありません。
治療方法
抗生物質などの内服が一般的ですが、重症の場合は点滴を打つこともあります。
ご予約はオンラインからでも可能です。


予防方法
手洗いうがいの基本を徹底して行うことや、切り傷や擦り傷は放っておかず保護すること、皮膚のバリア機能を普段から保ち菌を侵入させないこと、免疫を下げないことなどが予防として重要です。
小さな傷だからと言ってそのまま放置すると傷口から菌が侵入し、重大な病気にかかってしまうこともあります。また、ここ最近は急激に寒くなったこともあり、自律神経の乱れを感じている人もいるかと思いますが、免疫を下げないように適度な運動やストレスを溜めないこと、正しい姿勢を心がけること、バランスの良い食事など基本的なことがとても重要になってきます。冬の本番はこれからですが、寒いこの冬を健康に元気に乗り切りましょう。
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