顎関節症の多くは、自覚症状がなく痛みもほとんどありません。それは、関節を構成している軟骨組織に特徴があります。
そして、顎関節症の改善は歯医者でのマウスピース矯正のみでしか方法がないと思っている方が9割強です。
顎関節の軟骨組織がどのような状態になると顎関節症になるかを研究してきた先代たちがいます。整体院omoでは、そんな研究者のもとで話を聞き、実際の施術の様子を見てきました。
なぜズレているのに自覚症状がないのか?
関節を構成する軟骨には、痛みを感じる線維が全くありません。ここに痛みを感じる線維があると、歩くたびに膝が痛かったり、食べ物を噛むだけであごが痛くなったりします。そうならないために、軟骨という組織が関節のクッションとなり痛みを感じません。痛みを感じないからこそ自覚症状はない状態で放置してしまうことが多いです。
ズレたあごを放置するとどうなるのか?
ズレた状態を放置し続けることで、関節が薄くなったり、ひどい場合には穴が空いてしまうこともあります。ここまでくると痛みを感じるため、歯医者に行ったりする方が多いです。ここまでひどくなる前には、頭痛や耳鳴り、軽い難聴を引き起こしたりする症状が出る人もいます。
なぜズレるのか?
あごの関節は、下顎骨と側頭骨という骨で関節を構成します。そして下顎骨は1本の骨であるため、口を開ける際には両側の関節が同時に動くはずですが、これが片方は早く動き、片方は遅く動くなど、ちぐはぐに動いてしまうことで、関節に負担をかけてしまい、症状引き起こす原因になります。この関節を動かす組織は筋肉であり、左右バランスの悪い筋肉が関節のズレを引きおこします。アンバランスな筋力を生んでします原因としては、食べ物を噛む時に片方しか噛まない。頬杖をついている。あごに何かしらの衝撃が加わったことがある(あごを強くぶつけた)など。慢性的になるものから、急性的な外力によって起こるものなど様々です。
ズレてしまったあごはどのようにして戻すのか?
ズレてします原因が食べ物を噛む側を均等に意識するや頬杖をつかないなど、日常生活に対し意識する方法や、整体でズレた関節を戻す方法、体操で戻す方法とさまざまです。
当整体院では、詳しく問診を行い日常生活の指導から矯正、体操までお伝えします。
〈あご関節の構造を知りなぜ問題が起きるのかを考える〉
整体院omoでは、顎関節の構造から正常の動きとそうでない動きでは、どうなっているのか知り、改善する方法を学んできました。
あごの検査
口の開閉を行い動きを観察します。また、どのフェーズでクリック音(ゴリっとした音)が聞こえるのかを見つけ出します。
あごの矯正
ズレには必ず方向が存在します。ズレた方向の逆に矯正することで、改善を見込める方が多いです。整体院omoでのあご矯正は、矯正用特殊ベッドを用いた方法、手での矯正、アクチベーターを使った矯正など、さまざまな方法でアプローチします。
セルフでできるあごの体操
自宅でも簡単にできるセルフケアをお伝えします。
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