患部の修復反応を促進させ、損傷した組織を安定させるのに必要な期間
施術の期間には大きく分けて4期に分類されます。
止血期→炎症期→増殖期→成熟期(リモデリング期)
当整体院は、成熟期(リモデリング)に重きを置いています。
止血期・炎症期
体に傷がついたら(痛みが出たら)まず傷と傷周りの分子のゴミを片付けるために貪食細胞(好中球、マクロファージなど)が掃除を行うと同時に血栓を作り、炎症を起こします。(止血期・炎症期)
増殖期
炎症を引き起こすことで体に異変を知らせ、傷と掃除によってできた穴を柔軟性のある細胞が埋め仮の状態を作ります。(増殖期)
成熟期(リモデリング期)
柔軟性のある細胞から硬い組織に置き換えつつ、元の形に戻る段階(成熟期)です。
成熟期の重要性
この成熟期がうまく形成されないことで、炎症期と増殖期を繰り返すことになり、施術がうまくいかないケースが多いです。つまり、元の細胞に変化できない状態が慢性状態へとなります。
実際に慢性状態となった細胞は肉芽組織(Ⅲ型コラーゲン)の量が多く、顕微鏡レベルの観察では形が元の細胞と全く違う状態になっています。分子の世界では、このような動きが行われることで痛みを引き起こし、傷を回復していく過程があります。
そして、この成熟期の期間として、8日〜1年ほどの期間が必要だと120以上の論文でも取り上げられています。傷の強度については、傷ができてから1週間経過で強度として、3%、3週間で30%、3か月以降に80%の強度を獲得すると言われています。
〈細胞の修復過程を頭に入れて施術を行う〉
整体院omoでは、問診を行い「いつから」「どうすると」痛みや悩みが出るかを聞き、細胞の修復過程と実際の施術を結びつけ、オーダーメイドの施術を提供しています。
脊椎の矯正
カイロプラクティックの基本手法である矯正により、頸椎の歪みを矯正し、正常なカーブを回復させます。これにより、神経圧迫が軽減され、痛みや不快感が改善されます。
期間に合わせた安静と固定
止血期や炎症期、そして3週間前後の増殖期では、傷のついた細胞・その周囲の細胞の土台はかなり弱く脆い状態です。そんな状態で、傷などに負担がかかってしまうと、必要のない炎症を引き起こしてしまい痛みなどが長引いてしまうこともあります。
そんな状態を避けるために、エコー検査やテストを行い安静や固定期間を設定します。
症状に合わせた施術スケジュール
施術スケジュールは、症状や内容・強度によってさまざまとなります。中には、スケジュール以上に早くよくなる人も入れな、スケジュールよりも遅い回復の人もいたりとさまざまです。中には、1日3回矯正が必要であるという人もいます。必要な矯正回数行うことで組織の回復を促進させていきます。
国家資格を取得し、MRIのある整形外科病院での勤務と医学博士のもとでの研修経験のある整体院で、体に痛みも不調のない健康な体を手に入れてみませんか?
ご予約はLINE・電話・ウェブ予約にて承っています。
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